抜け毛予防 正しいシャンプーのやり方
抜け毛が気になりだすとシャンプーのやり方も気になってしまいますね。
強い力で洗えば毛が多く抜けてしまう気がするし、弱く洗えば頭皮に汚れが残り、さらに抜け毛がひどくなりそうです。
すると、そもそも自分が今まで行ってきたシャンプーのやり方が正しいのかという疑問さえ抱いてしまいます。
なぜならシャンプーのやり方は学校では教えてくれません。多くの人は親から教えてもらった洗い方がスタンダードな洗い方と認識します。
つまり親の洗い方が間違っていれば、ずっと間違った洗い方で洗っていた事になってしまいます。
そもそもシャンプーとは髪を洗うという認識の方もいると思いますが、本来は頭皮を洗うものです。シャンプーの語源はヒンデュー語のマッサージという意味が由来なのです。髪についた汚れは洗い流す時の泡で落ちていきます。
ここでは、今更ながらと思う方もいるかもしれませんが正しいシャンプーのやり方を紹介していきます。
正しいシャンプーのやり方
髪を濡らす前にブラッシングを行います。頭皮の血行も良くなりますし、髪に付着した汚れを浮かす事ができます。
ぬるめのお湯で頭皮と髪をしっかりと濡らします。これで髪に付着した汚れの大部分を落とす事ができます。そして地肌を揉む様に洗う事で血行を促進し毛穴を開きやすい環境になります。
シャンプーを500円玉の大きさ程度で手のひらにとり、しっかりと手になじませる。直接、シャンプーを髪に塗るのではなく少量のお湯でとき、事前に泡立てておく事がポイントです。
指の腹を使ってこするのではなく、毛穴の汚れを揉みだすようなイメージでマッサージをしながら、頭皮の隅々までしっかり洗いましょう。
すすぎは軽く見られがちですが本洗いと同じぐらい重要です。わずかでもすすぎ残しがあるとトラブルの原因となります。指の腹で揉みほぐすように時間をかけて入念にすすいでください。
トリートメントは油分なのでシャンプーとは逆に頭皮につけずに毛先を中心につけます。シャンプー同様しっかりと洗い流してください。
濡れた髪は痛みやすく頭皮も雑菌増殖しやすい状態になります。タオルとブローで手早く乾かします。タオルではこするのではなく水分を吸い取るイメージで行います。
ドライヤーは頭皮から乾かし、髪の毛は根元から毛先に向かって風を当てます。
抜け毛が気になる方は自分のシャンプーのやり方を見直してみましょう。シャンプーも洗浄力の高いシャンプーではなく頭皮環境を整える事を優先した抜け毛予防シャンプーに切り替える事をおすすめします。